【5】「惜しまないってことだよね。」~サトルゴ母インタビュー④~ ぴょんぴょん サトルゴ Vol.1~
エシカル男子のやさしく、逞しい物語
身長180cm超、パンプアップに余念のない、うさぎ(ラビット)のハートを持つ漢、サトルゴ。H野製作所に20年間身を置きつつ、キャリアの節目に大学院に行き、SDGs案件を推進するアツいハートと大胸筋を持つスナイパーサトルゴが、今日も行く!
長く人生を歩んできたからこそ伝わる、力のある言葉を頂いただけでなく、サトルゴのヤンチャな過去にも飛び火をした前回。仕事への姿勢、子ども達との対話、いつもその場でベストを尽くすサトルゴ母の気質こそ、スナイパーのそれなのではないか、と思ったり。最終回です!
M どんなことにも柔軟に対応しながら、真面目に向き合われているお姿がこれまでのお話の中でとても印象的なのですが、「これはしない」と決めていることってありますか?
(しばし沈黙)
手間を惜しまないことだねぇ。
M やはりですか。
明日はごぼうのスティック煮が副菜。(手が)真っ黒になるんだけど、皮からちゃんと剥きます。
M お弁当の彩りもとてもキレイです。
そう!赤と黄色と緑がそろっていると栄養にもよいんですよ。
M 見た目も味も、ですね。
働いていた施設で乳幼児用の部屋が設けられる事になった時に、その部屋に離乳食を調理する専用のスペースを作ってもらったことがあるんです。赤ちゃんに、離乳食を作る時のにおいや音が伝わることが絶対に必要だと思って。
M 面白いですね。どうしてそう思われたんですか?
食べることって五感を使うでしょう?見た目、味もだけど、においも食欲につながるし、食事にとって大事なんです。保護者会で離乳食の説明会もしたりしましたね。
M 企画を通す力もすごいですね。物怖じをしない、ということでしょうか。
そんなことないですよ。「私なんてさぁ、給食のおばさんだしなぁ」とか思ったり(笑)。
M でも「これは必要だ」、と思ったことはちゃんと言葉にして伝えてこられたんですね。
伝えますね。
M 相手の為を思った内容だからこそ、伝わる企画として実現されていったんでしょうね。新しい企画を進める中で、メンバーの意識がついていかないことってあると思うのですが、どうしていましたか?
みんなで何か一緒にしている時に、誰かが頑張りすぎていたり、大変だとおもっている人がいた時は、キッパリと辞めました。
M 潔すぎる!
そろそろ、インタビュー終了のお時間でーす。
M あ、すみません!このインタビューどうやってまとめよう。
片倉のお母さん、変な人、でいいんじゃない?
まさかのタイムアップで終了。どこをまとめて良いか分からなくなるほど、学びになるお話ばかりでした。
最後に、他の回でご紹介したように、うさぎ食堂さんでは新鮮でお値打ちなお魚のあるお魚屋さんを募集しています。志あるお魚屋さんは是非!
(おわり)